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いらっしゃいボウズハゼ |
今回は初めから長期飼育姿勢です | 2001.11月連載開始 2002.12月11日追記 |
2001.11月 |
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私のなじみの某ショップでの出来事。 いつも目をやるのは肉食魚の餌用の小赤水槽。そこには今までにも何度となく日本産淡水魚が入っていたからだ。 今日もそに目をやると、そこにはヨシノボリがいっぱい、、、 おいおいウソだろ「餌」ってか、、 よっしー達は金魚と一緒にまぜこぜで大量に入ってた。 ふとみると奇形らしきチビ1尾 なんだか妙に心が動いてひっかかり、とうとうその個体を貰うことにした。 他にも大小いろいろ、大量のヨッシーがいた。アロワナに食わせるぐらいならとあと1匹、もの好きでも買いそうにない、一番小さくて貧弱なやつを連れて帰る事にした。死ぬなら死ぬで、せめてこいつらに旨い飯をくわせてやりたい。 全部連れて帰ったところで縄張り争いの激しい魚だから飼いきれないし、大量に買ってちゃ売れるのかと思われてますますヨシノボリが入荷しちゃうしね、、 そういや以前もこの店の餌魚水槽で、岡山から来たというドジョウを2匹連れて帰った。彼らは今も健在、むくむく太っている。こういう巡り合わせの場所なのかな。 (いや実は他の店でも肉食魚の餌用カエル9匹などを買ってしまっているので言い訳してもはじまらない。彼らもやはり熱帯魚水槽の水面の住人として元気に太っている) |
お話に戻りましょう。 おじさまから網を渡されて(一番下の水槽なので)床にはいつくばり、タッパー片手にまずはチビヨシをやすやすと捕まえた。 続いてちょっと目を離したすきに奥に隠れたチビ君を救出すべく奮闘。やがて苦労して探し出した彼は、なんと底砂を吸っている、、、、!? 私「これヨッシーちゃいますよ」 おじさま「ほんならカマツカちゃうか?」 いやいやとにかく連れて帰ると決めたのだから女に二言はない。 なんでもかまわん、さあ君、連れて帰るから網にはいるのだ。 |
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じわじわと壁際においつめ、ようやく網に入った「砂を吸う子」をタッパーに移す。 するとなんと、おいおい・こいつ、タッパーの壁に吸い付いて這い上がってくるぞ!? 「これボウズハゼですやん、、」 かくて私はチビヨシとチビボウズを連れて帰る事になった。ボウズハゼなら好物は藻か。。。 プレコ(藻食のナマズ)用タブレットがあるし、コケの生えた水草もある。大丈夫だろう |
家に帰って2匹を水あわせし、完了。さあいきなはれ、怖い巨大カワヨシが住むコケだらけのお城へ。 ボウズ君はしばらく見回ったのち、こけむすままだった水槽の壁にとりつき、しょりしょりと藻を削りながら食べはじめた。一安心。続いてみんなの赤虫タイム。 とびきりチビだったよっしーも無事アカムシを食べた。 出所しれずの2匹なので放流はできないけど、我が家で天寿の3年を全うして欲しいもんです。 2002年1月15日追記 ボウズハゼ、随分そだちました。 1.3倍ぐらいにはなったでしょうか。たぶん餌のせいです。彼はコケを捨て、アカムシ指向になりました。他のヨシノボリやドジョウたちにまじって、食うわ食うわ。みるみる成長しています。コケはもうすっかりオヤツ待遇だ。 |
2002年4月19日 ボウズハゼの成長報告 |
左・ボウズハゼの半年前 右・ボウズハゼの半年後 |
とてもでかくなりました。長さが、というより太さが。比較のために去年の写真と並べてみました。 やはり水槽内では肥満になりがちですね。アカムシの食べ過ぎでしょうか。丸い体になってきました。 |
2002年12月11日 ボウズハゼの成長報告 その2 大分いい体になりましたよ |
美人顔のボウズハゼ |
1年でこんなに太ってずん胴になって これが人間だったら何と言われるやら、、 |
ボウズハゼの成長した姿 |
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