川魚とエビの家 HOME> | ヨシノボリの飼育雑記|ビワコヨッシーその後 2:2の明暗 |
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ビワコヨッシーその後 2:2の明暗 |
家には今、療養中のよっしーがいる。 |
2001.10.26 2001.12.10追記 |
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■薬浴 その1・アマゾングリーン 某所からやってきた琵琶湖のヨシノボリ。 当初、アマゾングリーン(薬品名)の規定半量での薬浴を続けていた。 普通に餌を落としても食べようとしないので、スポイトで顔の少し前にひらひら落とす形で給餌し、なんとか4匹全員アカムシを食べさせていた。 しかしまもなくハゲのあるヒレボロの個体が突然死、残り3匹中弱りの酷い2個体に白点病が発生してしまった。 緊急事態のためアマゾングリーンを規定量にするも、白点は悪化する気配を見せた。 |
■薬浴その2・メチレンブルー 日淡にはきついかと思って使用を控えていたメチレンブルー水溶液(薬品名)を使用する事にした。 もちろん、薬が入っている水槽に別の薬を追加するわけにはいかないので、30cm小型水槽をメチレンブルー薬浴用に新たに立ち上げた。 メチレンブルー薬浴専用水槽には、エアレーションにロカボーイSを投入。水温が本水槽と同じになったところで2匹の白点病個体をそっと移し替えた。小さい水槽ながら、ふんだんに隠れ家を作ってやったつもりだったのに、1匹は早速壁に貼り付いた。望み薄な気配だ。水槽内で「壁よっしー」になってしまった個体は往々にしてその寿命を全うできない。 翌日・その翌日と、白点病は好転しない。 さらに悪いことに、壁よっしーは食事すらしない。もう1匹はメチレンブルーの中でも食欲がある。 (そんな時も、病気にならなかった本水槽のでかびわこよっしーはのんきに飯クレ音頭を踊っている) 3日目、壁よっしー他界。またまた力及ばず。 短いつきあいだったが、彼の闘病の苦しみと、せっかく連れて帰ってきたというのに、殆どいい思いをさせてやれなかった事に対する後悔で、なんとも切なくやるせない気分になる。 療養水槽に残された白点個体1匹は、その後順調に快復を見せ、徐々に白点の数を減らしている。現在、白点はほぼ消え、食欲も旺盛だ。 ズタボロだったヒレも治癒し、ほぼ再生できたと言える状態にまでなった。 この調子でいけば数日中にも本水槽に戻せるだろう。 |
2001.10.26 鰭がかなり綺麗に伸びたでしょ |
2001.12月 もうボロ鰭じゃないね |
2001.12月 胸鰭も驚くほど大きい。しかし寄生虫とってやりたいな |
琵琶湖は広く、場所によって環境も違う。彼らの元のすみかはいずこともしれない。 こうして2匹の「びわこよしのぼり」はうちの家族となりました。 |
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